『現役ケアマネジャーが教える、こんなケアマネジャーを担当にするな!ワースト3!』

親の介護をされている皆さん

こんにちは。サイト運営をしている、まくろです。

今日は、現在もケアマネジャーとして介護の仕事をしているなかで、こんなケアマネジャーは嫌だと思うワースト3をご紹介します。これから担当のケアマネジャーを探さないといけない方は、参考にしてみてくださいね!

こんなケアマネジャーを担当にするな!トップ3

まずは最初に、結論からお伝えします!

こんなケアマネジャーに気をつけて!
  1. 上から目線のケアマネジャー
  2. デリカシーがないケアマネジャー
  3. 決めつけケアマネジャー

そんなケアマネジャーいるの?と思われるかもしれませんが、実は、本当に実在してしまうのです。もちろん、私も含めて(たぶん大丈夫・・)真面目に一生懸命に、ご利用者のため・ご家族のために日々、翻弄しているケアマネジャーがほとんどです。しかし、稀にこんなケアマネジャーが担当してしまうこともあり得るのです・・。万が一、こんなケアマネジャーに当たってしまったときに備えて、最後に対処法もご紹介します。

最初に、ケアマネジャーが決まるタイミングとは・・?

まず最初に、介護保険を利用する時には、必ず担当するケアマネジャーがつきます。ケアマネジャーが決まるタイミングはいろいろかと思いますが、だいたいこんな感じで決定することが多いと思います。

  • 地域包括支援センターや社会福祉協議会など行政から紹介をうける
  • 行政からケアマネジャーがいる事業所リストを渡されて、自分で決める
  • 入院先のソーシャルワーカーから紹介される
  • 知り合いから紹介してもらう
  • 介護施設に自ら出向いて、紹介してもらう
出来れば、信頼できる人から紹介してもらうのがベスト!

ケアマネジャーを決める基準って本当に難しいですね。ケアマネジャー側も担当するまでは、実際にどんな方を担当するのか、多少なりとも緊張してしまいます。さて、次に担当されると困るケアマネジャーを紹介します。

上から目線のケアマネジャー

何となく皆さんもイメージがつくかと思いますが、ケアマネジャーじゃなくても上から目線の人っていますよね。上司や同僚がそうだったり、家族の誰かがそうだったり・・。普段なら、ある程度は許容できるかもしれませんが、ケアマネジャーとの付き合いは、介護が続く限り関係性は継続するのです。だからこそ、会話の受け答えや話の仕方などで、上から目線だなと感じる場合は注意が必要です。例えばこんな感じのケアマネジャーには気をつけましょう!

  • 「そうなんだ~」「あのね~」などと敬語を使った会話ができない。
  • 利用者・家族を下に見た会話や態度をする。
  • 自分が一番偉いと勘違いしている。

デリカシーがないケアマネジャー

またまた本当にこんなケアマネジャーがいるのか?と思いますが、ケアマネジャーは、居宅ケアマネジャーと施設ケアマネジャーがいます。ここでは居宅ケアマネジャーの紹介をします。例えば、こんなケアマネジャーには気をつけましょう。

  • 初めての自宅訪問で、許可なく家の中を見て回る
  • 本人や家族が気にしていることや、初対面にも関わらず根掘り葉掘りと聞いてくる
  • そもそも、社会人としてのマナーがなっていない

私もこの記事を書いていて、ひどいケアマネジャーがいるなとつくづく感じてしまいました。介護保険を利用するということは、何かしらに困っているからこそ、ケアマネジャーに相談するわけですから、これからプライベートや他人に話にくいことも誠意を持って聞いてほしいですよね。ケアマネジャーはアセスメントと言って、本人や家族から生活の様子や困りごと、これからどういう生活を送りたいか、今までの生活歴など細かく話を聞く必要があります。しかし、話をしながらもしっかりと相手の声のトーンや顔色や態度も確認しながら、言いにくそうにしていると感じたら、少しずつ話題を変えつつ聞き取りを行っていきます。最初からお互いに、信頼関係が築けるわけではありませんので、徐々に話やすい雰囲気にしていくことも専門職としての役割だと私は思います。

決めつけケアマネジャー

決めつけケアマネジャーとは、ケアマネジャーの仕事を長年していると、利用するサービスや支援方法を勝手に決めつけてしまうケアマネジャーがいます。例えば、脳梗塞後遺症で麻痺があるなら、自宅で入浴はできないだろうから、デイサービスを利用して入浴してもらおうと勝手に思うこんでしまうパターンがあります。具体的には、こんなケアマネジャーです。

  • 本人や家族の希望や意向を聞かない
  • 介護サービスを勝手に調整をしてくる
  • ケアプランの説明がない、本人や家族の意向が反映されていないケアプランを作成してくる

デリカシーがないケアマネジャーで説明した通り、ケアマネジャーは最初にいろいろと話をお伺いし、本人や家族から、これからの生活についての意向を聞き取り、そこからケアプランの作成をして、本人や家族に説明、これからの生活の目標や意向に相違がないか確認し、了承を得てから介護サービスの利用へと繋げます。ここで大事なのは、利用する介護サービスや支援方法は、ケアマネジャーが決めるのではなく、本人や家族が決定するということです。いろいろな介護サービスや支援方法を説明し提案することがケアマネジャーとしての役割となっています。

まとめ

ケアマネジャーである以前に、社会人として一般的な常識があるということは当たり前のことですが、ごく稀に一般常識が欠けていると思われるケアマネジャーも確かに存在します。そんな時は、迷わず担当を変更してもらいましょう。担当しているケアマネジャーが勤務している事業所管理者に変更以来をお願いするか、地域を担当している地域包括支援センターまたは、行政の介護保険担当窓口に担当変更の相談をしてみましょう。いきなり、担当を変更されることは、ケアマネジャーとしてもビックリしますし、悲しい気持ちにもなりますが、人と人同士ですので相性ももちろんあります。そこはお互いの為と割り切り、信頼関係を構築するのは難しいと思った時は、担当変更の手続きをすることをお勧めいたします。最後に、皆さんの為に頑張っているケアマネジャーが大多数だということと、より良い介護生活が送れるように、お互いに良い信頼関係を続けて行きましょう。これからも宜しくお願いいたします!

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