『初めて介護の仕事をする時、どんなところに決めたらいいの?働きやすい介護施設、3つを提案』

介護の仕事をしている皆さん

介護の仕事に転職しようと思った時に、どんな勤務先があるのか、介護の仕事をしたことがないとわからないことが多いですよね。介護といってもいろいろな施設・事業所があります。初めて介護の仕事をする方にお勧めの勤務先をご紹介します。

初めての介護の仕事は、ここが働きやすい3つの仕事場所

・デイサービス(デイケアサービス) ・訪問介護(ホームヘルパー)・介護老人保健施設
未経験者
未経験者

どんなところか、どんなことをするか分からないし想像がつかないな。

まくろ
まくろ

私が最初に勤務した施設は、療養型病院でした。ほぼ寝たきりの方で、もちろん看取りもしていたので、未経験の私には、衝撃的なことも多く、とにかく仕事に慣れることに必死でした。辛いことが多い職場でしたが、なんとか3年は頑張ろうと思い、退職する前の1年半は、介護主任を任せてもらうまでになりました。しかし、今思えば、もう少しちゃんと調べて決めたら良かったなと思います。そんな思いをしないで済むように、皆さんにはしっかりと自分で調べて決めてほしいと思います。では、私がお勧めする介護施設についてご紹介します。

デイサービス(デイケアサービス)

デイサービスとは、高齢者が自宅からデイサービスに通い、機能訓練(リハビリ)や入浴、食事、余暇活動を行う場になります。デイサービスの中でも、短時間リハビリデイサービスや1日型デイサービス、認知症対応型デイサービスがあり、高齢者は、目的によって利用するデイサービスを決められます。また、地域密着型通所介護は、利用定員が18人以下と決められています。また、デイケアサービスとは、医師が常駐し、専門的なリハビリ職が勤務しています。例えば、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が勤務し、高齢者の疾患や病気に合った専門的なリハビリや機能訓練を行う場所です。脳梗塞後遺症で麻痺がある高齢者などが医師の指示の元、この専門職からのリハビリを受けることができます。デイサービスでも、理学療法士や柔道整復師が勤務しているところもあります。
 
・リハビリデイサービス(地域密着型通所介護)は、午前・午後と2部制で営業するところが多い。運動機器を使っての運動や体操がメインのデイサービスです。そのため、入浴や食事のサービスはないところが多く、送迎業務が日に4回あるので運転が出来る人が優遇されます。
 
転職検討中
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いろいろなデイがあるんですね、デイサービスに決めるポイントってありますか?

デイサービス(デイケアサービス)の働きやすいポイント
  • 日曜日と年末年始が休みのデイサービスが多いので、小さいお子さんがいる方は働きやすい。
  • 日勤での勤務で、残業が少ないところが多い。
  • 介護職員の人数が多いので、困った時に助けてくれる。急な休みにも対応してもらいやすい。
デメリット 祝日や土曜日営業が多い。休み希望を言ってシフト調整をしてもらおう!

訪問介護(ホームヘルパー)

訪問介護とは、利用者の自宅に訪問し、掃除や洗濯、調理や買い物代行などの生活援助や入浴介助や排泄介助の身体介護を行います。自宅までの移動は、バイクや自転車、交通公共機関を使用して移動したり、地域によっては自動車で訪問します。
慣れるまでは、管理者や他のヘルパーさんが同行して介護方法や手順を教えてくれる。
まくろ
まくろ

私は、訪問介護でヘルパー経験が5年あります。施設勤務では出来ない経験ができて、介護職として成長ができました。20年間、介護の仕事をしてきて自分の性格に合っているなとも思いましたし、訪問介護の責任者である、サービス提供責任者をさせてもらえて更にスキルアップもできました。

未経験者
未経験者

訪問介護って大変そう。働きやすいポイントは?

訪問介護(ホームヘルパー)の働きやすいポイント
  • 得意な調理や掃除など、家でしている家事を仕事として生かすことができる。
  • 利用者と一対一でコミュニケーションが取りやすい。
  • 他の介護職員と関わることが少ないので、自分のペースで仕事ができる。
デメリット 悩みを理解してくれる同僚が限られる。管理者に相談して話を聞いてもらおう!

介護老人保健施設

介護老人保健施設とは、脳梗塞や骨折などの病気になったあと、症状が安定期に入り、介護やリハビリを必要とする方が自宅に戻れるように、リハビリを中心としたケアや介護を行う施設になります。医師が常駐しているので、ほとんどの介護老人保健施設では、デイケアサービスを併設していることが多いです。自宅に帰れる目安となっているのは、だいたい3ヶ月となっています。

夜勤のみの非常勤職員さんや日勤だけのパートさんがいたりと、雇用条件が違う職員さんが多いですね。正社員さんは、日勤帯の勤務と夜勤があるシフトになります。
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介護老人保健施設で働くメリットって何かな?

まくろ
まくろ

私は、20代の時に介護老人保健施設に勤務していました。自宅復帰を目的に入所される方やショートステイ(数日間、施設に泊まること)で利用する方もいらっしゃいましたね。もちろん、認知症の方もご利用されています。昼と夜で症状が違う方もいるので、夜勤時も勉強になることが多かったですね。ユニットリーダーもしていたので、他職員への教育や指導なども行っていました。

介護老人保健施設で働きやすいポイント
  • 夜勤手当があるので、給与がデイや訪問介護に比べると多い。
  • 早出・日勤・遅出・夜勤などのシフト制なので、出勤前後に予定を入れやすい。
  • 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が勤務しているので、リハビリについて学べる機会が多い。
デメリット 夜勤があり、生活が不規則になりやすい。夜勤前はしっかりと睡眠をとっておこう!

まとめ

小さいお子さんがいるなどご家庭の状況やご自身の生活スタイルや自分の性格を考えて、勤務先を決めることがポイントになると思います。最初は、転職サイトや転職エージェントを使ってみたりと情報収集をしてみましょう。どこの施設が募集しているのか、募集していなくても働きたいと思う施設がある場合は、直接、施設に連絡をしてみて募集をしていないか聞いてみても良いでしょう。私が勤務している施設でも、ホームページからメールが来たり、事務局に電話があることも珍しくありません。介護の仕事に関わらず、積極的に転職活動をしている姿勢は好印象に感じられます。最初に勤務する施設は、自分でしっかりと調べて決めましょう。

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